それは、二人がまだ、従騎士になる前…

魔王の城の城下町、ブルーデンハウトの学校にイプシロンと、オメガが通っていた頃…

学校の創立祭で、時代劇をやる事になった。
その時から目立ち、リーダーシップもあったイプシロンが希望した「暴れ○坊将軍」。
オメガもイプシロンの後に従い参加する事に。

くじ引きの結果、オメガが主役の「将軍」に…

殺陣の場面に無理がある。と、水戸○門に習って、お庭番衆が現れ、将軍をサポートする事に…

しかし、本番、将軍が正体を明かし、名台詞「余の顔、見忘れたかっ」の場面にて。


「将軍様っお助けするぜ!!」

待ちきれず飛び出してしまったイプシロン!! 将軍の名台詞もなく始まってしまう殺陣!
劇は盛り上がり殺陣も最高潮!! オメガは為す術もなく、悪代官達は倒されてゆく…


イプシロン率いるお庭番衆が勝利を収め、殺陣が終了する。全てが終わった後、勝利のポーズをとるイプシロンの服の裾を引っ張る者が…

顔を向けるとそこには、泣きそうな少女(妹)が一人…



「ょ、余の顔…見忘れたの…?」


会場は爆笑! その、オメガの切ない表情に、この時代劇は「寂しん将軍」として、学校の歴史に末永く残る事になった。


(勇者屋キャラ辞典:「幻の」オメガ
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