「ききき貴様!何だその布は!!」

「聖王姫」が顔を真っ赤にして「魔王姫」を指さす。

「ああ、これ? 大きいとさ、キミみたいな水着は無くってね。こういうときは小さいキミが羨ましいよ」

ふふんと得意げに口の端を上げる「魔王姫」

「ぅ、ぅぅ、うるさい! 私と同じ顔でそんな恥ずかしい格好をするなー><」

苦し紛れに浮き輪を投げつける「聖王姫」。

「浮き輪を渡されても、わたし、これ、胸がつかえて使えないんだよね。ま、キミのsmallな胸だったら、つかえる所も無くって、逆に役に立たないだろうけどサ」

「魔王姫」は軽く胸を張り、「聖王姫」に見せつけた。

「ぐ、、、お、おのれー><、」

海を沖に向かって泳いでいく「聖王姫」の後ろ姿を眺めつつ、どうやら今回も軍配は「魔王姫」にあがったな。とあきれ顔の蒼牙は思うのだった。

P.S  それから数十分後、沖から戻れなくなった「聖王姫」を蒼牙が迎えに行った。
 初めての海で、覚え立ての泳ぎで遠出するのは止めましょう…

(勇者屋キャラ辞典:旋璃亜・V・ファルバルディン日陰 蒼牙
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遂に「聖王姫」様と「魔王姫」様の直接対決ですぅ!
いつも一生懸命な「聖王姫」様、対するは余裕の構えの「魔王姫」様!
その勝敗や如何に!?

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