「店長……店長……旋璃亜ーーーーーーーーーーーーー!」 薄れ行く意識の中、夕美の声が聞こえる。 (お前達が無事で良かった。大丈夫、術式も完成した。この体が消えても、私は元の世界に戻るだけだ。) もう言葉になっていないか……名残惜しいが、もうこの世界に思い残すことはない。 夕美、みなも、そら……みんなを守るためとはいえ、魔力の結晶で出来た体で、魔王クラスの敵と戦うのは無理があったな。 そうして私はまた「ゲート」を通る。これで元の世界に戻れば、また戦いの日々が待っている。 少し寄り道してしまったが、私はきっとあの連鎖を断ち切る……! そしてたどり着いたその場所は…… …… 旋璃亜(上がアンダーウェアなのは秘密。 「また新たな世界か……私がバトルフィールドに戻れるのは何時の日だろうな(−−;」 X:(服の御陰で可愛すぎるぞ 「大丈夫ですマスター。私が必ず貴方をバトルフィールドに」 YUNA:(ボケ役の新人…… 「そうですよお姉様方。バトルフィールドはすぐそこです!」 ちょ、ちがっ。そこはただの戦闘フィールドだ! 新たな異界で、また私の旅が始まる……。 |
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(勇者屋キャラ辞典:旋璃亜、X) | |
文:若菜綺目羅 | |
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